Research

研究の大テーマは「感性情報獲得と利用によるWebでの知識流通の活性化」です.

嗜好のダイナミクスを考慮した商品推薦

研究概要

ショッピングサイトは多くの商品を扱うことが可能ですが,

一方で画面に一度に提示できる商品に限りがあるために,

その商品提示方法は販売利益に大きな影響を与えます.


そのため,多くのショッピングサイトでは商品推薦を導入することで,

ユーザが購入する可能性が高い商品を推測して提示し,商品の販売機会の増加を図っています.


本研究では,動的に変化する人間の嗜好の性質に「嗜好のダイナミクス」として注目し,

その性質の利用によって新たな商品推薦のアプローチとして,

ユーザの興味を変化させ続けることで飽きない商品提示を実現する商品推薦方法を提案します.


提案手法ではユーザが閲覧した商品に対してクラスタリングを適用してユーザの嗜好の傾向を把握します.

ユーザが新しい商品を閲覧したときに,再度クラスタリングを適用し,

前の時点のクラスタリング結果との差異からユーザの嗜好の変化を把握します.


主な論文・発表

  • 伊藤冬子・廣安知之・三木光範・横内久猛: ECサイトにおけるユーザの嗜好の変化の検出, 人工知能学会第23回全国大会(JSAI2009)一般発表(2009.6)
  • 伊藤冬子・廣安知之・三木光範・横内久猛: 嗜好のダイナミクスを考慮した商品推薦, 第9回AI若手の集い(MYCOM2008)一般発表(2008.6)


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対話型遺伝的アルゴリズムにおける嗜好の多峰性を考慮した個体生成方法

研究概要

対話型遺伝的アルゴリズム (interactive Geneticc Algorithms: iGAs) は,

ユーザの主観的評価に基づいて感性情報の獲得とその解析を行う手法として知られており,

数値化が難しい服飾デザインや補聴器のパラメータ調整など嗜好が単峰性である問題に多く適用されています.

本研究ではこれに対して嗜好が多峰性であり,その適合度値の優劣が顕著でない問題にも

対応したiGAの実現を目指しています.このような多峰性の問題としては,ショッピングサイトにおける

商品推薦にiGAを利用する場合などが考えられます.


例えば,商品を選択する場合には複数の好みが同時に存在する可能性があり,

そのような状況ではすべての好みを反映した提示を行うことが売上の向上やユーザの満足に繋がります.

また,それぞれの好みにおいて設計変数間に依存関係が存在する場合は,

それらの依存関係を考慮した個体生成を行う必要があります.


本研究では,このように嗜好が多峰性であり,設計変数間に依存関係がある場合でも,

iGA の探索が有効に働くような個体生成方法について検討しています.

提案する個体生成方法は,クラスタリングにより単峰生および多峰性の嗜好を特定し,個体を生成します.


主な論文・発表

  • 伊藤冬子・廣安知之・三木光範・横内久猛: 対話型遺伝的アルゴリズムにおける嗜好の多峰性に対応可能な個体生成方法の検討, 人工知能学会論文誌, Vol.24, No.1, pp.127-135(2009.1)
  • Fuyuko Ito, Tomoyuki Hiroyasu, Mitsunori Miki and Hisatake Yokouchi: Discussion of Offspring Generation Method for interactive Genetic Algorithms with Consideration of Multimodal Preference, The Seventh International Conference on Simulated Evolution And Learning(SEAL'08), Full Paper, Melbourne, Australia (2008.12)
  • 伊藤冬子・田中美里・廣安知之・三木光範・横内久猛: 対話型遺伝的アルゴリズムにおける嗜好の多峰性および依存関係を考慮した個体生成方法の検討, 日本機械学会第8回最適化シンポジウム(OPTIS2008)一般発表(2008.11)


アバターによる主観アノテーション

研究概要

近年,ブログや写真共有サービスなどにおいて,写真や日記など自らの体験を記録したコンテンツを共有し,

それらに様々な情報をタグとしてユーザ自身が付与することでコンテンツを管理する習慣が一般化しつつあります.


本研究ではこのようなユーザによる手動のアノテーションのうち,

感情や意思などの主観的な情報をコンテンツに付与する行為を主観アノテーションと定義しています.


現在はタグによる主観アノテーションが一般的ですが,

主観情報の中でも感情に関しては言語表現のみでは表現できない場合が存在すると考えられるため,

本研究では顔,手,足の動きを操作可能なアバターを主観アノテーションにおける

感情表現の方法として利用することを提案しています.


主な論文・発表

  • Fuyuko Ito, Yasunari Sasaki, Tomoyuki Hiroyasu and Mitsunori Miki: Feeling Expression Using Avatars and Its Consistency for Subjective Annotation, Web Information Systems and Technologies, Lecture Notes in Business Information Processing, Springer, Vol.18, pp.253-265 (2009.6)
  • 伊藤冬子・佐々木康成・廣安知之・三木光範: アバターを利用した主観アノテーションのための感情表現とその一貫性に関する検討, 知能と情報, Vol.20, No.4, pp.487-499(2008.8)
  • Fuyuko Ito, Yasunari Sasaki, Tomoyuki Hiroyasu and Mitsunori Miki: Effectiveness of Avatars for Subjective Annotation, 4th International Conference on Web Information Systems and Technologies(WEBIST2008), Full Paper, Madeira, Portugal (2008.5) paper(PDF)
  • 伊藤冬子・佐々木康成・廣安知之・三木光範: 主観アノテーションにおける感情表現としてのアバターの検討, 人工知能学会第22回全国大会(JSAI2008)一般発表(2008.6)


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未踏ソフトウェア創造事業 開発プロジェクト

研究内容に関連して,下記のテーマで独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)より,

2005年度上期,2006年度上期の2期に渡って,

未踏ソフトウェア創造事業に採択していただきました.


また,2006年度上期の開発成果により,天才プログラマー/スーパークリエータに認定されました.

IPAの皆様,開発に携わっていただいた皆様に心より感謝いたします.


ふんいきロギング - あの日あの時あの感じ -

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『主張』と『協調』により参加者の『波長』を合わせるビデオ会議システム

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